実家の片づけ 1日目 廊下収納
2021年5月1日
いよいよ実家の片づけの始まり。
天気が良くて風が強い!さあ、気分を上げて行こう!
かつての私と妹の部屋は、兄の万年床の巣になっている。
仏間は、鉄道模型が趣味の兄のジオラマや、手芸が好きな母の手芸用品、そして古い本棚には誰も読まない本…
その他、行き場がわからずこの部屋に集められたモノ達…
でも、最初に取り掛かるのはこの部屋ではなく、廊下にある衣類収納スペース。
なぜなら、中に何が入っているかザックリとしかわからない。
廊下収納は腰高で奥が深く、廊下の電気を点けても暗くて奥まで見えない。
こういう場所は使いにくく、どうしていいのかわからないモノの詰め込み場所とされてしまう。
忘れられたモノ達は要不要の判断がしやすい。
その為、部屋から始めるよりは効率もよく、部屋を片付けた時に出てくるモノの新たな収納場所にもなるので最初に取り掛かるのにオススメ。
なんと、今日の片づけ作業の為に兄が作業スペースを空けてくれていたり、
廊下の収納スペースが奥まで見やすいように照明を設置してくれていた。
兄のやる気スイッチもオン!
こういう事って本当に嬉しい・・・
さぁ発掘作業開始!
出てくる、出てくる…
探していたモノと思い出が、どんどん出てくる…
一つひとつ「これは? これは?」とエピソードを聞きながら…
天気が良かったので残す衣類は天日干しできた。
その中に兄のボロボロのブルゾンがあった。
「ボロボロになってるのに? 思い出?」と聞くと
兄は「高かったから…」と言った。
値段のことを言っていたが、思い出なんだと感じた。
「大事なモノなんだね…」 と言って残す方に置いた。
手放す判断は、本人の心の準備ができてからでないと後悔させてしまうので慎重になっていいと思う。
とても大切な時間。
処分する思い出のモノは着て写真撮影したり、ワイワイ楽しかった。
母のサイズの合わない衣類で少し迷う服が出てきた。
「早苗、着る?」
「それはいいねー!貰おっかなー」
とお腹にあててみた…
「ダメだ…着れない…」
昔、母に笑いながら
「どうしてそんなに大きいの?」
と言った事を思い出した。
今の私にその言葉がブーメランとなって返ってきた。
過去の自分が笑ってます。
修学旅行用のリュックや、母が私に作ってくれた楽器ケースも出てきた。
楽器ケースは私の思い出として持ち帰った。
廊下の衣類収納スペースは兄専用となり、父と母の衣類は和室に移動。
兄は満足そうだった。
追記
今日のお昼 手作りコロッケ