小麦粉のダニとカビ対策
暖かくなり外の昆虫たちも活動が始まる季節になりました。
あっという間に部屋の温度も20℃を超えてくると気になるのがダニ。
ダニはいろんな所にいますが食品の中でも粉類が大好物なんです。
小麦粉や片栗粉、からげ揚げ粉、てんぷら粉などなど未開封ならば常温での保存も大丈夫ですが、
もしも、一度開けて袋のままクリップや輪ゴムなどで軽くとめていたら要注意です。
なぜなら、開封部分の間に残った粉にダニが発生しているからです。
開けた瞬間に袋の中に無数のダニが入ってしまいます。
梅雨に入れば湿気と温度で大繁殖がおこります。
そうなる前に、今から粉類の収納方法を見直しをしておきましょう。
常温で保存される場合、密閉がしっかりと出来るものを選ぶこと、保存場所は風通しの良い涼しい場所です。
私は冷蔵庫保存しています。
保存容器のおススメは100円ショップで売られている蓋を外さず一部を開けて中のモノ取り出せる容器です。この中に小麦粉用にスプーンを入れたままの状態で使用しています。
こうすると冷蔵庫からすぐに取り出せてパッと使えて、すぐに冷蔵庫にしまえます。
しかしここで問題が…
冷蔵庫内でダニは活動しにくいのですが、小麦粉は匂いを吸着します。
匂いが気になる方は冷凍庫での保存がおすすめです。
冷凍庫に入れても小麦粉は冷凍されません。
しかし、ここでも注意したいのが結露です。
冷蔵庫、冷凍庫どちらも出したらすぐに冷蔵庫(冷凍庫)にしまいましょう。
容器の結露からカビが発生します。
このように粉ものの保存は一長一短ですが、どの場合でも1か月で使いきる量を知ることがダニ、カビの発生を防ぐことにつながります。